スペインで第2のボスマン判決か?
2005年 04月 15日
>スペインのプロサッカー界が、第2のボスマン判決に揺れている。ルクセンブルクの欧州裁判所は、ロシア人サッカー選手イゴール・シムテンコフ(元CDテネリフェ所属)の訴えを認め、スペイン国内で有効とされていた外国人制限枠を事実上、失効させた。
>この選手は、EU圏内選手と同様の扱いを求めて提訴していた。欧州裁判所は、今回の判決で検察側の意見を認めた。問題とされたのは、クラブは国内レベルの選手権において、EUに加盟していない第3国の選手を限られた枠内でしか使えないというスペイン国内で実施されてきた制限である。判決は、ロシアとEUの協力協定を根拠として、ロシア人の選手は外国人枠に相当する第3国の選手とはみなされないと言い渡した。
EUは、ロシアと締結したものと同様の協定をマグレブ諸国(アルジェリア、モロッコ、チュニジア)や、いわゆるACP諸国計77カ国(アフリカ、カリブ海諸国、太平洋諸国)と結んでおりこれらの国の選手は将来的に外国人枠にとらわれずプレー出来るようになるようです
色々大きな展開がありそうな判決ですな